ウエルカムサロン第1回「イスラム社会の日常」を開催しました


ウエルカムサロンは、日本人や外国人が気軽に参加して、いろいろな国の文化や慣習などの話題を中心におしゃべりをする、人と人がつながる場です。毎月開催予定です。

 

6月の話題提供者は長谷川正博さん。

海外駐滞在経験22年。 

イスラム社会の日常生活を中心に、イスラム暦、日本とのつながり、アメリカとの関係、などまで話題が広がり、わかりやすくお話し頂きました。

6月20日(木) ひかりプラザで開催。参加者12名。

幅広~いお話しの中で特に面白かったのは・・・・

①海外赴任先が、サウジアラビアと聞いて渋る長谷川さんに上司が言ったひとこと

「肝臓を休めることができるぞ!!」でも、(アルコールなしの)ビールはありました・・・

②ラマダン(断食)の時期は、日の出から日没まで飲食を断ちます。「つば」も飲み込めません.飢えている人の気持ちを理解する意味があるようです。でも、その時期、お金持ちはヨーロッパに旅行に行く人もいます。残っているのは、中流階級や貧しい人、そして私たちのような外国人駐在員・・・

③厳しい気候のイスラム圏、過ごしやすい時期は1年に2~3か月だけ。その時期はハエと蚊が出てきます。この時期になると、「良い気候になりましたネ」と言い合いました。

④部下の結婚式に出席。部下の父上から歓迎の「キス」をされ、男性だけの「披露宴」に出席しました。花嫁は「別会場」で女性だけで祝います。

 

 これ以外にも、中東の名前の由来、イスラム教徒の女性たちの「ヘジャブ」「ブルカ」「ニカブ」の違いや、 サウジアラビアの女性は、昨年からやっと「運転免許」が取れるようになった記事など、長谷川さんの意外な「目線」満載なプリントが全員に用意され、わかりやすいと大好評でした。(参加者N投稿) 

 

ウェルカムサロンは参加費無料。毎月開催予定です。

日本人も外国人も、熟年の方も若い方も、どうぞお気軽にご参加下さい。