講師の三田地真実先生
日本語教室(昼)のスタッフの清水さん
コロナ禍で活動が制限される中、注目されているオンラインツールですが、本協会でも6月ごろから日本語教室や語学教室などで、少しずつ取り入れてきました。
会員からは、オンラインツールは、始めてみたいけれど自分には難しいのではないか、使い始めてみたけれど使いこなせてはいないなどの声があり、オンラインツール"ZOOM"の使い方講座を1月30日に開催することとなりました。
講師は、星槎大学大学院教育学研究科教授の三田地真実さん。参加者は62名。ZOOMのホスト経験者から初めての方まで、ZOOM経験はさまざまです。
第一部では「参加できる」を目標に、ZOOMの基本的な操作を学び、ブレイクアウトセッションで各グループに分かれて、ホスト経験者をリーダーに、さまざまな機能の操作を体験しました。
第二部では「運営できる、授業ができる」を目標に、ホストが使える機能、オンライン授業を効果的に進めるための場づくりの重要性などを学びました。また、実際オンラインでレッスンをしているKIA日本語教室(昼)スタッフの清水さんから、実践例をお話しいただきました。
講師の専門は応用行動分析学、ファシリテーション論ということもあり、ZOOMの使い方だけではなく、オンライン授業をする際、参加者を不安にさせないファシリテーションのポイントなども分かりやすく、丁寧にご説明くださいました。
コロナ禍で孤独を感じている方は少なくないと言われています。直接会って交流できるのが一番ですが、少しでも繋がれる手段として、オンラインツールを活用しながら活動を続けていきたいと思います。